体が酸化すると精子はどうなるの??
どうも!
メンズヘルケア
理学療法士の小林です(#^.^#)!!
今日は酸化についてです!!
そもそも、体が酸化するってどういう事?!
酸化=体がさび付くという事です( ゚Д゚)
りんごを放置しておくと色が変化しますよね。。
あれが酸化で、それが体内でも起こるんです!!
人間の体には元々、抗酸化物質(酸化を防ぐ役割)が備わっていますが、
20代をピークにして、加齢とともに低下してしまうんです。
それが、精子にも起きていると考えたら怖くないですか?!!
また、人間の生殖年齢は20代~40代と男女ともにだいたい決められています。
(例外はあり、メキシコで70歳の女性が妊娠し出産したケースも)
この生殖できる年齢と酸化から体を自分自身で守れる期間って
合致しているんですよ!!
つまり、精子になんらかの異変が起きていても不思議ではないって事です。
ここで今日はオーストラリアの文献を紹介します!!
Oxidative stress and male reproductive health
酸化ストレスと男性の健康的な生殖機能 2013
この論文では食事による油(不飽和脂肪酸)
➡コーン油や、サラダ油、など!
オメガ6・9とも言われ、酸化はもちろん、細胞の炎症作用などがあります!
ちなみに最近テレビや雑誌で紹介されている体に良い油はオメガ3です!
良く聞きますよね!
これはオメガ6・9の油とは違い抗炎症作用があり、炎症を抑えてくれます!!
この油の酸化ストレス(脂質過酸化)を
精子が受けると
➡脂質過酸化は精子の運動性に影響がでるとこの論文では報告されています。
また、高強度の酸化にさらされると、DNAまで損傷してしまうそうです(*_*;
卵子にはDNA損傷した所を修復する力
(修復する酵素がある)がありますが、
精子にはないんです( ゚Д゚)!!
傷ついたらそのままなん?!!
違うんです、、、
卵子に助けてもらうんです(^^)/!!
正確に言うと、選ばれし精子が卵子に辿りつき受精できたら卵子が修復してくれるんです!!!!
感動しませんか?!!
ですが、精子の損傷率(DNAの)が多いと、
卵子もさすがに治しきれません。
そうなるとDNAが傷つき、なんらかの異変が起きた子どもが産まれてくるという
事なんです!!
それがこの図です👇
図1論文より引用。
この図は、酸化ストレスの影響を図式化しています。
- 高年齢、体重、感染、放射線、職場が重金属や有機物質を取り扱う所が酸化する要因で
- その要因によって酸化ストレス増え、
- 酸化ストレスにより脂肪が脂質過酸化し、ミトコンドリアが一酸化酸素の量を増やし酸化でダメージを受けたDNAは8OHdGに影響する。
- 人口授精又は自然妊娠で卵子が修復するが
- 胚(受精すると胚になる)では突然変異が増え、ガンや代謝性疾患が遺伝的要因で子どもに増える
ちなみに、たばこは妊活中はだめというのが、一般的だと思いますが、
何が悪影響なのかと言いますとたばこの中に含まれているカドミウムが
DNAを酸化させる為、ダメなんです!!
カドミウムは金属ですからね( ;∀;)
からだに良いわけがないですよね( ゚Д゚)
ちなみに酸化する事で、DNAが損傷し8OHdGという物質に影響がでると論文でもありましたが、この8OHdGを手軽に調べられるのが
株式会社ダンテのBUDDYCHECKなんです!!
ちなみに僕は同年代 の成績より酸化ストレス度は低かったです(#^.^#)
タバコは吸わず、抗酸化作用のある食事を意識して摂取しています!
毎日は出来ていませんが(´;ω;`)
もし、検査キットに興味がある方は連絡ください!!
今なら、理学療法士の視点で生活習慣と運動から精子の質の見直しを
無料で関わらせていただいています!!
検査キットも通常より安くご購入できます!
検査だけでも!興味ある方は是非(#^.^#)!!
なによりも、自分の状態を知る事が大切です!!
以上!
メンズヘルケア
理学療法士の小林裕輔でした(^^)/