アスリートの精子DNA
どうも!
メンズヘルスケア理学療法士の小林です
(^ω^)!
男性アスリートにおける超持久的運動
Sperm DNA fragmentation as a result of ultra-endurance exercise training in male athletes.-2017-
集中的なスポーツの練習は精液パラメータに
悪影響を及ぼすようです。
これらの効果を評価するために、
研究の目的はDNA断片化を含む精液、
およびトライアスロンの
ホルモンパラメータを評価しました。
全国トライアスロン選手に出場する、
12人の上級トライアスロン選手がこの研究に
参加しました。
分析した定性的精子パラメータは、
容積、精子数、運動性、形態および
DNA断片化であった。
必要に応じて、
追加のテストが実施されました。
評価されたホルモンは
テストステロン(T)、コルチゾール(C)
および
テストステロン - コルチゾール比(T / C)
でした。
最大酸素消費量および訓練特性も評価しました。
ホルモン値および身体的精液パラメータは
正常範囲内であった。
DNA断片化率は高い値
(20.4±6.1%)を示した。
精液中の円形細胞は、
マクロファージの存在下で、
正常よりも高かった
(2.8±150万/ ml)。
いくつかのパラメーターについて相関が
見られた。
円形細胞の濃度は、
進行性の精子の運動性(p = 0.01)
および精子の形態(p = 0.02)と
正の相関があった。
反対に、
DNA断片化で見られた相関は負であった
(p = 0.04)。
精子DNA断片化とT / C比は、
しかし、正の方法で相関していた
(p = 0.03)。
観察された結果によって証明されるように
精子DNA断片化は高度なスポーツの練習の
影響を受けています。
したがって、
大量の持久力トレーニングはアスリートの
受胎能力を妨げる可能性があります。
やはり、運動負荷が強いと精子に影響し、
特にDNAの断片化に影響するようですね!!
ちなみに、DNAは損傷すると修復能力が
ありますが、
精子は損傷しても修復能力はないです。
正確に言うと、
精子が作られる過程で
修復能力は失われてしまいます!
元気良く泳いでいる一般男性の精子もDNAが
損傷している物は紛れ込んでいます。
なので
元気良く泳いでいる(運動率が良い)
=健康な精子ではない
という事を知っておかないといけないです。
それらを踏まえて、
患者さんやアスリートの方と、
運動の調整をしながら、
接していきたいですね( ・∇・)
以上!
メンズヘルスケア
理学療法士小林裕輔でした(^ω^)!
ありがとうございました( ・∇・)