レジスタンストレーニングと男性不妊
どうも!!
メンズヘルスケア理学療法士の小林です(#^.^#)!!
今日は、
男性不妊の研究です!(^^)!
その前に、、
レジスタンストレーニングとは?
Resistance exercise modulates male factor infertility through anti-inflammatory and antioxidative mechanisms in infertile men: A RCT.
-耐性運動は、不妊男性における抗炎症および抗酸化メカニズムを介して男性因子の不妊症を調節する-
<研究背景>
炎症および酸化ストレスは、
男性因子不妊症の病因に関与しているようです。
運動トレーニングは、抗酸化防御を強化し、
体液、臓器および組織全体の
炎症を軽減することが示されています。
しかし、
効果は不明です。
我々の目的は、
男性の生殖および不妊患者の
生殖能力のマーカーに
対する
効果を調査することでした。
<方法>
この研究は、
不妊症患者における24週間の抵抗運動後の
精液酸化ストレス状態、
炎症性バイオマーカー、精液パラメータ、精子DNAの完全性および
妊娠率の変化を評価した。
合計1228人の普段体を動かさない生活不妊患者(25〜40歳)がスクリーニングされ、
430人が運動群(EX、n = 216)および非運動群(NON-EX、n = 214)に
無作為に振り分けられた。
精液サンプルは、回復前の12および24週前ならびに7および30日前に採取された。
<調査結果>
運動介入は、精液サイトカイン
(IL-1β、IL-6、IL-8およびTNF-α)、
酸化ストレス
(SOD、MDAおよび8-イソプロスタン)
および増強された
抗酸化剤(SODおよびカタラーゼ)に
よって示されるように
炎症を有利に軽減した。
そして、これらの変化は、
精液パラメーター、
精子DNAの完全性および妊娠率の好都合な
改善と相関しています(P <0.05)。
総合すると、
不妊患者における炎症性および
酸化的ストレスメカニズムを介して
男性の生殖および生殖能力のマーカーを
改善します。
今回はレジスタンストレーニング(筋トレ)でしたが、
マラソンなどのがっつり有酸素運動の過剰運動は逆に精子の酸化が進み、
テストステロンも低下するとも言われています。
運動の頻度や負荷量、組み合わせなど、注意が必要ですね(^^♪!!