コーヒー好きの男子へ!!カフェイン×男性不妊
どうも!!
メンズヘルケア理学療法士の小林です(#^.^#)!!
僕も普段、コーヒーを1日3~5杯は
飲んでいて、大好きです(^^♪
また最近流行りのエナジードリンクなんかにも沢山入っていますよね!(^^)!
そんなカフェインがどう影響するのかを調べた研究になります!!
コーヒーとカフェイン摂取量と男性不症-2017- Coffee and caffeine intake and male infertility
<背景>
男性の生殖能力の予測因子である精液の質は、世界的に低下することが示唆されています。
他のライフスタイル要因の中でも、
男性のコーヒー/カフェインの摂取は精液の
パラメーターに影響を与えるだけでなく、
精子のDNAの完全性にも影響を与えると
仮定されました。
利用可能な証拠を要約するために、
我々はコーヒー/カフェイン摂取と精子倍数性、
精子DNAの完全性、精液の質および
妊娠までの時間を含む男性の生殖能力の
パラメータとの関係に関する
観察研究の系統的レビューを行った。
1.ほとんどの研究で、精液パラメータは
カフェイン摂取、
少なくともコーヒー、紅茶、ココア飲料から
のカフェインの影響を 受けていないようです。
逆に、他の寄与は、
コーラ含有飲料およびカフェイン含有清涼飲料が
精液の量、数および濃度に悪影響を及ぼすことを示唆していた。
2.精子DNAの欠陥に関しては、カフェインの摂取は異数性と
DNAの切断に関連しているように見えましたが、
他のDNA損傷のマーカーとは関連していませんでした。
3.最後に、男性のコーヒーを飲むことは、
全部ではないがいくつかの研究で
妊娠までの期間の延長と関連していました。
カフェイン(トリメチルキサンチン)は、
コーヒー、紅茶、ソフトドリンク(特にコーラを含む飲料およびエネルギー飲料)
およびチョコレートに含まれています。
それは生物学的膜を容易に横切り、体全体に急速に分布し、
そして唾液、母乳、胚および新生児において見いだされた
カフェイン分子は人間に吸収されやすく、
経口で摂取すると約100%の生物学的利用能を持ち、
摂取後15〜45分以内に血中でピークに達します。
カフェインは、中枢神経系の刺激、カテコールアミンの分泌の増加、平滑筋の弛緩
および心拍数の刺激を含む多くの生物学的効果を持っています。
健康にプラスとマイナスの両方の影響を与えることが知られています。
適度な摂取は、いくつかの心血管系疾患や炭水化物や脂質の代謝
(さまざまな形の動脈性心血管疾患、不整脈、心不全、糖尿病、肝臓病、さらにはパーキンソン病に対して中程度の予防効果を与えるかもしれません。)
過剰な量は健康への影響をもたらすかも
しれません。
特に懸念されるのは、カフェインが豊富で、
若者の間で非常に人気のあるエネルギードリンクの消費の増加です。
男性のコーヒー、カフェインの摂取は、
高レベルのテストステロンと性ホルモン結合グロブリン(SHBG)に関連しています。
カフェインがセルトリ細胞の解糖および酸化プロファイルを変化させ、
男性の生殖能力を妨げると仮定されています。
ただし、カフェインの可能性のある有害な効果の背後にあるメカニズムはよく
明らかにされていません。
胎児期および成人期の両方において、カフェインは視床下部 - 下垂体 - 性腺系に影響を
与えることによって、
または発芽上皮に対する直接の毒性作用によって間接的に作用する可能性があります。
さらに、コーヒーの摂取は精液パラメータだけでなく、
精子DNAの完全性にも影響を与えると仮定されてきました。
☝基本的に、カフェインの摂取と精子の関連はすくない。
(精漿成分との関連はあり)
☝カフェイン入り清涼飲料水
(エナジードリンク)やコーラの方が、
精子との関連があり、
質を低下させてしまう。
⇒ドリンクの成分により生活習慣病との関連が示唆されている為。
以上!
メンズヘルケア
理学療法士の小林裕輔でした(^^♪