男性力向上blog

理学療法士がED.遅漏.早漏.不妊等の男性特有の問題を発信します!!

有酸素運動と精子

どうも!

メンズヘルスケア理学療法士の小林です

 

(^ω^)

 

今日は運動精子についてです!

 

運動習慣がある人とない人の精子

 

スポーツ選手の精子

 

どうなっているのかという内容になります

 

( ・∇・)

 

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有酸素運動はどう精子にどう影響するのでしょうか?!

 

 精液の質に対する身体運動の利点-2017-

         Running por tu esperma; beneficios del ejercicio físico en la calidad seminal 

 

            -スペインの論文になります!(^^)!-

 

肥満、先進国および発展途上国における

 

最も重要な公衆衛生問題の主な決定要因は、

 

身体の不活動および過剰な

 

カロリー摂取であり、

 

事実上すべての年齢および社会経済的集団に

 

影響を及ぼし、

 

社会および環境への影響を引き起こす。 

 

男性において、

 

肥満と最も頻繁に関連する併存症の1つは

 

性腺機能低下症、

 

テストステロンの生理的濃度や

 

正常な量の精子

 

またはその両方を生成することができない。

 

肥満男性の50%までが低レベルの

 

血清テストステロンを有し、

 

病的肥満においてこの有病率を

 

70〜80%に増加させる。

 

 

肥満は、精子濃度、射精量、

 

および精子の運動性の低下と関連して、

 

男性の生殖能力に深刻な悪影響を及ぼします。

 

体重減少は、

 

 肥満に関連する性腺機能低下症の治療の

 

礎石であり、ホルモン回復において率直に

 

肯定的な結果(主に肥満外科手術)を伴うが、

 

精子パラメータおよび受胎能に関する結果は

 

矛盾している。

 

 

 

しかしながら、いくつかの研究は、

 

運動が肥満の精液の質を改善する

 

ための効果的な

 

治療手段になり得ることを示しています。

 

Rosetyらは、この点に関して証拠を提供

 

しています。

 

この研究では、運動習慣のない

 

若年肥満男性を、

 

中程度の有酸素運動トレッドミルで走る)

 

または運動のしない対照群に

 

無作為に振り分けた。

 

介入群ではテストステロン濃度が

 

不連続に増加したが、

 

最も顕著なのは

精子の濃度、運動性および形態の有意な増加により精液の質が改善されたことであった。

 

これらの知見は、最近行われた2件の

ランダム化臨床試験の結果と一致しています。

 

これらのうちの最初のものでは、

 

身体運動

(連続的な中等度の強度、連続的な高強度または高強度のinterválico)は

 

精液の質、酸化ストレスおよび炎症の

 

パラメータを改善し、

 

精子DNAの完全性を改善しました。

 

第二に、

 

適度な有酸素運動は炎症と酸化ストレスの

 

精液マーカーを減衰させ、

 

抗酸化防御システムを増加させました。

 

同様に、

 

それは、精液パラメータや精液DNAの損傷率、

 

そしてさらに重要なことには、

 

妊娠率の有意な改善をもたらしました

 

しかし、

 

すべての運動が精子の質にとって有益で

 

あるとは限らないことを強調しておくべきです。

中程度の強度の身体運動のみが

 

精液パラメータの改善と相関していますが、

 

激しい運動(最大VO2の約80%)

 

精液の質に悪影響を及ぼすことが

 

示されています。

 

極度の身体活動および高レベルのストレスの

 

プログラムを受けたエリートアスリートは

 

質の悪い精子が見いだされています。

 

同様に、陰嚢温度が著しく上昇している

 

(サイクリング、乗馬、モータースポーツ

 

または調整された服が精巣レベルで

 

使用されている特定のスポーツ活動の成績は、

 

より悪化した精液パラメータと関連しています

 

将来的に研究では、

 

精液の質を改善するために

 

最も適切な運動の種類と強度を評価する

 

必要があります。

 

そのような研究は、妊娠率のような

 

堅実な最終結果に焦点を当てるべきであり、

 

代用精液マーカーに取って代わるべきである。

 

肥満患者は少なくとも

 

週に5日の間少なくとも30分続く中程度の強度の有酸素運動

 

実行するように助言されるべきです

 

(週に合計150分)。

 

2型糖尿病、高血圧および脂質異常症

 

発生率を低下させ、

 

心血管疾患の発症を予防することが

 

示されています。

 

 

☝ 肥満患者への有酸素運動精子の質を改善

       させる効果がある。

 

  しかし、運動強度があがったり、

 

      陰嚢を圧迫するスポーツは精子にとって

 

      悪影響になっている可能性がある。

 

以上!

メンズヘルケア

理学療法士の小林裕輔でした(^^♪!!