加齢と妊娠
どうも!
メンズヘルスケア理学療法士の
小林です(^ω^)!!
今日も昨日に引き続き、酸化ストレスが
テーマになっていますが、
今回は加齢による影響についてです!
生殖年齢(妊娠し出産できるとされる年齢)は
昨日の記事でもお伝えしました!
otokononinkatupt.hatenablog.jp
よくある会話で、
「結婚したら早く子ども作らないとね」って言う言葉はよく
耳にする👂と思います( ・∇・)!
じゃあなんで、
急がないといけないのかしないのか?
という所を、
加齢による精子の変化という観点から
どう変化するのかをお伝えしていきます!
まず女性は加齢により閉経し、
卵子の産生がなくなります。
(50歳前後で迎え、一生涯で排卵される卵子は約480個しかない)
そうなんです。思春期からはじまり、
閉経までこの数しか排卵されないんです( ゚Д゚)
貴重すぎますよね。
問題がなければ
生涯、産生し続けます。
正直凄いやん!?と思いました(^^)/!!!
でも、生産はされますが、
質は加齢とともに低下するんです。。
論文では、加齢により、DNAの損傷率が上昇するとされています*1
でもなんで???
精子は約74日で生まれ変わるといわれ、
その度に、減数分裂前に複製(コピー)を繰り返します。
男性が年を重ねるにつれ、
複製にエラーが生じ、突然変異する危険性が
増すという事なんです。
例えると古いコピー機をいつまでも使い続けると、印刷がぼやけたり、ズレが生じてくるのと似ていますね!!
次の表は酸化ストレスが産まれてくる子どもの病気に関連を示したものになります。
表11)
一番左端の項目が酸化する要因で、
上から喫煙、年齢、不妊、職場などで毒性物質、農薬、除草剤、重金属を取り扱う人
これらは酸化ストレスを生む(その右の段)
一番右端は、酸化ストレスによる病気の名前です。
加齢による影響として流産のリスクに増加や優勢遺伝性の疾患や自閉症の増加とされています。
ちなみにたばこは小児ガンとなっています。
なので、生まれてくる子どもの為にも自分の状態を把握し、
生活スタイルや加齢などの影響を考えて取り組んでいきたいですね!!
以上!
メンズヘルスケア
理学療法士の小林でした(^^♪
参考文献:1)Oxidative stress and male reproductive health
*1:+_+