男性力向上blog

理学療法士がED.遅漏.早漏.不妊等の男性特有の問題を発信します!!

鍼治療で不妊治療の成功率

どうも!

 

メンズヘルスケア理学療法士の小林です!!!

 

(^ω^)

 

 

今日は鍼治療についてです😊!

 

不妊治療の際、自律神経を整えたり、

 

血流の改善を目的に男女ともに鍼治療を

 

選択されるケースを多く見受けられます。

 

今回の研究はその鍼治療実施後、

 

妊娠率は向上するのか?!

 

という研究になります! 

 

https://www.carenet.com/news/general/hdn/46059 より引用。

 

 

 

 

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IVF(体外受精)を受ける女性の多くが成功率の

 

向上を期待して鍼治療を受けているが、

 

その有効性は明らかにされていない。

 

ウェスタンシドニー大学国立補完医学研究所(NICM、オーストラリア)の

 

Caroline Smith氏が率いる研究チームは、

 

IVFを受けるオーストラリアおよび

 

ニュージーランドの女性824人を

 

対象に、

 

鍼治療を受ける群(424人、実治療群)

 

または「偽」の鍼治療を

 

受ける群(424人、対照群)に分けて治療を

 

実施し、アウトカムを比較した。

 

 

対象となった女性は18~42歳

 

(平均年齢35.4歳)で、

 

 

まず卵巣刺激ホルモン投与の

 

6~8日目に初回の治療を行い、

 

 

その後、新鮮胚を用いたIVF

 

受ける前後に2回、治療を行った。

 

対照群では、非侵襲的な針を

 

用いて実際のつぼとは異なる位置に打った。

 

その結果、生児出生率は、実治療群では

 

18.3%、対照群では17.8%であり、

 

両群間で統計的に有意な差はみられなかった。

 

しかし、特により頻繁に鍼治療を

 

受けた場合などは、

 

 

さらに詳しい研究が必要と考えられると、

 

Smith氏は述べている。

 

 

また、鍼治療の強力な「プラセボ」効果も

 

無視できず、

 

「一部の研究では、何の治療も行わなかった

 

  場合に比べ、鍼治療を行うと妊娠率や

 

出産率が向上する可能性が示唆されている」

 

と指摘している。

 

 

2人の専門家は、不妊治療によるストレスを

 

 

感じている女性にとって、

 

鍼治療には別の面でもベネフィットがあると

 

述べている。

 

 

米レノックス・ヒル大学のTomer Singer氏は、

 

不妊治療を受ける女性をリラックスさせ、

 

ストレスを軽減できる方法があるなら

 

歓迎すべきである。

 

例えば、鍼治療、マッサージ、運動や

 

(許可されていれば)性行為、専門家への

 

 

相談など、

 

その手段は何でもよい」と話す。

 

同氏はさらに、排卵誘発剤によって

 

生じる腹部膨満や吐き気の対処にも鍼治療が

 

 

役立つ可能性があると指摘する。

 

 

また、米ノースウェル・ヘルスのAvner

 

Hershlag氏は、

 

今回の研究で示された生児出生率

 

 

極めて低く、

 

2つの治療群は多くの重要な点で

 

大きく異なっていたことから、

 

鍼治療の効果について判断を

 

下すことはできないとしている。

 

体外受精IVF)による不妊治療を行う

 

前後に鍼治療を受けても、

 

生児出生率を高める効果は

 

期待できないことが新たな研究で示された。

 

この研究結果は

 

「Journal of American MedicalAssociation(JAMA)」

 

5月14日オンライン版に掲載された。

 

 

今回の研究では鍼を妊娠のツボへする、

 

しないとの差はみなれず、

 

関連は認められませんでしたが、

 

少なくともりラックスする効果などは

 

期待されます。

 

また、

 

男性への鍼治療は精子の運動率などにも

 

関わっているようですね!

 

以上!

メンズヘルスケア理学療法士の小林裕輔でした(^ω^)