無精子症について!
メンズヘルスケア理学療法士の小林です(#^.^#)
今日は無精子症についてまとめました!
男性の100人に1人は精液中に
精子がないと言われています。
無精子症には大きく2つあって、
<閉塞性無精子症> <非閉塞性無精子症>に分かれます(^^♪
閉塞性無精子症とは、
精巣でつくられた精子は、
精巣上体→精管(せいかん)→
射精管(しゃせいかん)を通って尿道内に
出てきます。
つくられた液が一緒になって射精されます。
精巣で精子をつくっていても、
精子の通り道がどこかで
ふさがっている場合、
射出された精液に精子が含まれません。
これを閉塞性無精子症といいます。
閉塞部位が短く手術でつなぎ合わせることができれば、
精液に精子が出るようになり、
自然妊娠も期待できます。
生まれつきの精管欠損など、
閉塞部位が長い場合は手術では治療できません。
この場合は精巣から直接精子を採取し、
顕微鏡下に受精を行う顕微授精を行うことに
より妊娠・出産が期待できます。
非閉塞性無精子症とは
精巣で精子をつくっていないために
いいます。
X染色体が1本多い
(無精子症の約10人に1人に認められ、
クラインフェルター症候群といいます)、
Y染色体の一部が切れて失われていたり、
小さい頃、
停留精巣などのように原因がわかる場合も
ありますが、
半数以上は原因不明です。
血液中のホルモンであるFSH
(卵胞[らんぽう]刺激ホルモン、男性では精子形成を刺激します)が
高値となっている場合はこれを疑います。
精巣は視床下部―下垂体―精巣系といわれる
中でホルモンの刺激を受けテストステロンを
分泌したり精子を作ったりします。
下垂体の手術を受けたり、
視床下部の機能が低下している場合は、
逆にFSHが低下し精子が作られなくなって
しまいます。
FSHが低値の場合は、
このホルモンを定期的に補充することに
よって精子がつくられるようになり、
自然妊娠も期待できます。
FSHが高値の場合は自然妊娠を
期待するための有効な治療法はありませんが、
精巣内の一部で精子をつくっている場合が
あります。
顕微鏡手術によって良好な
精細管(せいさいかん:精子を作っている管状の組織)から採取することができ、
運動精子が見つかれば、
顕微授精によって妊娠・出産も期待できます。
原因によって異なりますが、
精子が見つかる確率は20~50%程度と
されています。
検査をしない限り、
自分の精子の状態はわかりません。
自分は大丈夫だ!という思い込みが
将来、子作りをする際、妨げになるかもしれません( ゚Д゚)
なので、病院での採精はもちろんの事、
それがハードルが高いと思う方は、
自宅で出来るセルフチェックをおススメします!!
以上!
メンズヘルスケア理学療法士の小林裕輔でした!!